《悠久の月明》
No.466 Command <
第六弾>
NODE(5)/COST(1)
効果範囲:目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果
発動期間:持続
あなたの場に「蓬莱山 輝夜」がいる場合、ターン終了時まで〔あなたと、あなたの場のキャラクター全て〕はダメージを受けない。
(自動β):
〔このカード〕があなたの冥界の一番上にあり、あなたの場に「八意 永琳」がいる場合、〔相手プレイヤー〕はキャラクターに攻撃を行わせることが出来ない。また、攻撃が行われている場合、直ちにその攻撃を取り消す。
「穢れのない月は、穢れのない地上を妖しく照らす。この光は貴き月の民ですら忘れた太古の記憶なのよ」
(PR.029:「人間に宿るは儚い霊。その人間が住むのは大きな球。そして、貴き民が住むのは……、後ろに見える狂おしい珠」)
コメント
使用時と使用後のどちらも防御的な効果を発揮するコマンドカード。
「蓬莱山 輝夜」あるいは「八意 永琳」が場に存在しなければ効果を発揮出来ない。
単体では何も出来ないのでかなりコンボカード寄りのカードである。
効果の解決時に自分の場に「蓬莱山 輝夜」(
1弾・
5弾)がいる場合は、ターン終了時まで自分と自分のキャラクター全てがダメージを受けなくなる効果を発揮する。
戦闘ダメージ・
効果ダメージを問わず防げるので、キャラクターを除去から守ったり、火力でライフを削られそうになった時の緊急回避に用いたり、戦闘中の
干渉で使って一方的に
決死状態を強いたりなど融通が利き汎用性が高い。
ただし、当然ながらダメージ以外の
破棄に対しては無力。
また
既に発生している効果である為、場から「蓬莱山 輝夜」がいなくなった場合は効果の適用が終了してダメージを受けるようになってしまう点には注意が必要。
(自動β)は「八意 永琳」(
1弾・
5弾)が場にいる限り、相手の全てのキャラクターの攻撃を封じる効果。
上記の効果に比べて持続力に優れるので、上手く継続させれば手軽に相手の全てのキャラクターの攻撃を封じるそこそこ強力なロックカードとなる。
また上記の効果を
蓬莱山 輝夜/1弾で満たていた場合、効果でデッキから
サーチしてこられるので、自然とこちらの発生条件も満たしやすい。
ただし、発生条件として「このカードが冥界の一番上のカードである」必要があるので、その他のカードが1枚でも冥界に送られた時点で効果が発揮出来なくなる。
スリープノードによるコストの支払いさえも行えなくなるので、継続させる為にはかなり気を使って立ち回る必要がある。
もちろん場の「八意 永琳」が場からいなくなった場合も効果が切れてしまうので、ロックカードとして信頼性はお世辞にも高いとは言い難い。
一応、
干渉の途中で条件を満たしても効果を発揮するので、スリープノードにこのカードを忍ばせておいてここぞという時の防御手段として使う、というような事が可能ではある。
またこれを臭わせれば場に「八意 永琳」を出しておくだけである程度ブラフ効果が生まれるというメリットもあると言えるか。
基本的には「蓬莱山 輝夜」と
神器を主軸にしたデッキの除去対策兼コンバットトリックとして採用し、
蓬莱山 輝夜/1弾を用いるなら状況次第で「八意 永琳」とのシナジーを狙ってみる、ぐらいの使い方が主となるか。
- もし場に「蓬莱山 輝夜」がいない状態でプレイし、解決時にも「蓬莱山 輝夜」がいない場合、効果を解決せずにそのまま冥界にいく。もちろんプレイ時に支払ったコストが戻ってくるような事は無い。
- こちらの場に1枚もキャラクターがいない場合対象不適切となり解決に失敗するが、すなわち「蓬莱山 輝夜」もいないということであるため気にする必要はない。
関連
※名称に「蓬莱山 輝夜」を含むカード
※名称に「八意 永琳」を含むカード
最終更新:2011年08月15日 22:38