《鬼火「超高密度燐禍術」》

No.354 Spell <第五弾
NODE(4)/COST(1) 術者:伊吹 萃香
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間

 目標の〔場のカード1枚〕に、〔そのプレイヤーのデッキの上のカード3枚〕を裏向きにしてセットする。そのカードがキャラクターにセットされた場合、以後そのカードは以下の効果を持つ呪符カード「鬼火」として扱う。

 「戦闘修正:+1/±0」

ありえないほど高密度で圧縮された燐は、
災厄の炎をもたらす。

Illustration:高槻ツカサ


コメント

伊吹 萃香のスペルカード
目標のカードに+1/+0の戦闘修正を持つ呪符を一度に3枚セットする。

その効果は単純に考えればキャラクター一体の攻撃力を永続で+3する呪符と言えるので、使い勝手が良い。
戦術などの付加効果が無いが、元々先制貫通を持つキャラクターを強化する為に使う分にはむしろコスト相応で無駄が無いスペックがありがたい。また呪符なので、他の呪符装備と組み合わせたりする事も可能である。

「+3」ではなく「+1が3枚」である事は一長一短だが、どちらかと言えばメリットとして働く事が多い。
解呪一枚の損害も少ないし、符ノ壱“パチュリー・ノーレッジ”のような効果とのシナジーも期待出来る。またセットカードも枚数として数える破滅の呼び声とも相性が良い。
デメリットとしては、八坂 神奈子/3弾を相手にする場合はリスクが3倍になり、『全人類の緋想天』の対象にならざるを得ず、ほんの僅かだがデッキが早く消耗する為相手がデッキ破壊してくる場合相性が悪いぐらいか。

またこのカードならではの特色として、キャラクター以外のカードにもセットカードを付けられるという点が挙げられる。
疎符『六里霧中』花符『幻想郷の開花』のようなカードを3ターン分加速させたり、秋符『秋の空と乙女の心』『地獄の人工太陽』に無理矢理セットカードを乗せて計算を狂わせたりなど、このカードだからこそ出来る芸当と言えるだろう。


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最終更新:2010年12月30日 22:58