《因幡 てゐ》

No.023 Character <第一弾
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(2) 種族:妖怪/獣

(自分ターン)(3)(S):
 目標の〔相手キャラクター1枚〕をあなたの場に移す。このターンの終了時、この効果であなたの場に移したキャラクターは、本来のプレイヤーの場に戻る。

攻撃力(2)/耐久力(3)

「あなたは今の住処を捨ててこっちに来れば、幸せになれるわー」
(PR.153:「早く早く、こっちだよ!」)


コメント

人間を幸運にする地上の兎。
ただし、プレイヤーの引きには(当たり前だが)影響を及ぼさない。

場のキャラクターのコントロールを奪う能力だが、離反工作と違いキャラクター効果なので対抗策が限られるのが強み。
自分のターンのみだが、相手のブロッカーを消したり攻撃の打点を増やすことも出来る用途の広い能力を持つ。

奪ったキャラクターの制限は「ターン終了時に本来のプレイヤーの場に戻る」という点だけなので、奪ったキャラクターは好き勝手にする事が出来る。そのまま攻撃してしまうのは勿論、「八雲 紫」を奪って八雲 藍/1弾パンプアップ効果を失わせたり、攻撃し終わったらフランドール・スカーレット/7弾霊烏路 空/9弾の効果コストにしてしまっても良い。
効果も問題無く使用する事が出来る。相手の冥界呪符世界呪符が多く存在する時に八坂 神奈子/5弾を奪えれば相手に大損害を与える事が出来る他、夢子/7弾を奪えればのデメリット付きパンプアップ効果を使用して無理矢理アドバンテージを稼ぎに行く事が出来る。

問題は起動コストで、3コストというのは決して安いコストではない。しかも、コントロールを奪いたいキャラクターがスリープ状態だったりすると大して役に立たないのも泣き所。
そんな泣き所なのだが、逆にこうも考えられる。相手は奪われたくないキャラクターで積極的に攻撃してくる。カウンターデッキならこの情報は案外においしい。
並列してこのキャラクターが場に出たとき、相手がどう対処するかによってかなりの情報を得る事が出来る。上手く使えば、優れたプレッシャー要員として機能するだろう。

ちなみに相手の防御宣言に対抗してこの効果を使うと、戦闘の解決時に防御キャラクターがいないので隠密を持ってるかのように相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えられる。しかし奪ったキャラクターは防御宣言時にすでにスリープ状態となっているので追撃はできない。奪ったキャラクターで攻撃すべきか、こちらのキャラクターの攻撃を通すべきかよく考えよう。

  • 兎符『因幡の素兎』の登場後、それを素早くプレイするための術者として良く採用されている。エラッタこそかかったものの兎符『因幡の素兎』は合計12という高打点をノーコストで展開できるためまだまだ優秀。2枚プレイすればこのカードの打点も含めて人が死ぬのは相変わらずの脅威といえるだろう。
    • 2012/03/09のエラッタにより、兎符『因幡の素兎』の戦闘力が5/2→4/1と弱体化した。このカードにっとっては大きな逆風といえる。
  • 離反工作を使われて奪われたキャラクターに使用すると、ターンが終了しても自分の場に残すことができる。本来のプレイヤーとは、そのキャラクターのもともとのコントローラーだからである。


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最終更新:2014年03月23日 11:15