《鴉符「暗夜のデイメア」》

No.1292 Spell <第十四弾
NODE(5)/COST(2) 術者:射命丸 文
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間

 目標の〔キャラクター1枚〕にXダメージを与える。この効果でキャラクターを決死状態にした場合、〔そのキャラクターのプレイヤー〕は手札1枚を無作為に選んで破棄する。Xは10から相手プレイヤーの手札の枚数を引いた値に等しい。ただし、Xの最低値は1とする。

無数の鴉が襲いかかる悪夢の様な恐ろしい光景

Illustration:けん

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射命丸 文のスペルカード
キャラクター除去であり、ハンデスでもある1枚で2度美味しいカード。

術者である射命丸 文/5弾からプレイをすれば相手の手札枚数が初期状態だとしても4点のダメージを与えられる。環境が進むにつれ、秋 穣子/11弾サニーミルク/12弾のように耐久が4以上のノード基盤のキャラクターも増えている。それらを安定して落とせるのはダメージによるキャラクター除去としては優秀といえるだろう。
相手の手札が減れば減るほどダメージが馬鹿にならないものとなる。相手の手札が0枚なら10点、豊聡耳 神子/11弾の様な高耐久キャラクターも対処できるように。
また、Xの最低値が3であることも嬉しい。手札を伸ばす、このカードによるダメージを軽減する手段として考えられる河城 にとり/11弾の耐久を超えているので動きを大幅に制限出来るだろう。

除去に成功すればハンデスが起きるため、2枚目以降は1枚目よりも耐久の高い相手の除去も狙える。生きた情報戦とも言える射命丸 文/14弾で手札のコマンド・スペルをハンデスしつつ、このカードで場のキャラクターを除去、そしてハンデスとといった具合に手札と場を蹂躙することが出来る。

抵抗も3とカウンターしづらいのも特徴。ノードが整っていない序盤にカウンター出来ないままマナチャージャーなどを潰された場合、目にも当てられない状況となる。

ここまで書いてきたとおり、非常に強力なカードだが欠点もある。同環境に優秀なダメージ除去が多数あり要石で対策されやすいのだ。また、キャラクターを序盤出さず手札を貯めつつ大型キャラクターで攻めるようなデッキ相手には腐る可能性もある。
そのような場合には他の確実な除去、例えば緑眼のジェラシーなどで手札に腐ったこのカードを切りつつ対処をする、なども考えるといい。

だが、除去の中では抜きんでた性能を持っているのは確かなので、デッキと相談しつつ採用出来そうなら試しに入れてみるのもいいだろう。


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最終更新:2013年12月03日 01:34