《嫦娥》
No.820 Character <
第十弾>
GRAZE(0)/NODE(-)/COST(-) 種族:人間
伝説 耐性:幽霊
(自動α):
〔あなた〕はダメージを受けない。
(自動α):
〔このキャラクター〕は他のカードの効果で決死状態にならない。
攻撃力(0)/耐久力(3)
「…」
コメント
「東方儚月抄」に名前のみ登場するキャラクター。
西行妖/1弾以来の必要ノード・コストが‐の
弐符ではないキャラクターカード。
(自動α)により、そのプレイヤーは一切のダメージを受けなくなる。
オレンジ/9弾と違い戦闘ダメージも受けないので、相手がこのカードを処理するカードを持っていない場合、このカードを出しただけで決着が付く事もある。
さらにこのカード自体も、
(自動β)により他のカードの効果で
決死状態にならない。戦闘では普通に
決死状態になってしまうものの、このキャラクターを戦闘に参加させる事は滅多に無いだろう。
このように出されるだけで一部のデッキは詰みかねない効果を備えている。
いずれも強力ではあるが、対策法が無いというわけでは無い。このカードを対策するには以下の方法が考えられる。
- ライブラリーアウトや特殊勝利効果
- 竹林の火事でデッキ破壊を行いライブラリーアウトを狙ったり、『反魂蝶』による特殊勝利を狙う。特定のデッキにしか組み込めないギミックなのでこのカードのメタというには少々辛い。
- 破棄や除外で対処する
- コントロール奪取
- カード効果は普通に受けるので離反工作などによるコントロール奪取を狙う。自分が強力な効果を利用出来るようになるので対策方法としては非常に有効である。
- 耐久力を0にする
このように強力なように見えるこのカードにもスキは多い。自分で使う場合、中でも
離反工作は非常に危険である。このカードを出しただけで安心せず手札にカウンターカードは常に握っておきたい。
出せればゲームの流れを制圧しうる効果を持つこのカードだが、最大の欠点として必要ノード・コストが‐なため出すのは容易でない。
種族も
人間なので
西行妖/1弾のように
死霊の復活に頼る事も出来ない。
しかし、月にいるためか
月の都を使用すれば簡単に出すことが出来る。序盤に攻撃して来る事の多い
くるみ/9弾はこのカードの戦闘力合計と同じ3なので
月の都との相性は抜群。この他に
不滅『フェニックスの尾』なども利用し、何とかして場に出してあげよう。
さりげなく
伝説持ち。滅多にないことだろうが、
神器を
装備して殴るなんてことも可能。攻撃を行わないにしても
祇園様の剣あたりを装備して放置したり、
難題『龍の頸の玉 -五色の弾丸-』で相手キャラクターの除去を狙ったりするなど如何だろうか。
そして
耐性:幽霊まで所持してはいるが、このカードが場に出ている状況で攻撃を仕掛けてくる相手はそうそう居ない。よって、こちらはこのカードを強化して攻撃したり、
諏訪大戦などをプレイされた時くらいにしか活用出来そうに無い。
- 傀儡の死者や鬼符『ミッシングパワー』などでこのカード自体が「〔このキャラクター〕は~決死状態になる」というテキストを持った場合、それによる決死状態は(自動α)では防げない。
- "他のカードの効果で決死状態にならない"とは、"「効果の発生源」がこのカードではない効果 で決死状態にならない"という意味である。
- 名前の読み方は「じょうが」。
- 「嫦娥」とは中国神話に登場する羿の妻。不死の薬を飲み、月に逃げたとされている。東方における嫦娥も同じく不死の薬を飲んでいる。
関連Q&A
- Q090.決死状態にならない、という効果が適用されているキャラクターは、戦闘修正により耐久力が0以下になった場合でも決死状態になりませんか?
- A090.いいえ、決死状態になります。耐久力が0のキャラクターは、耐久力が1以上にならない限り、必ず決死状態になります。
(参考:IR-9.2.2.b)
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最終更新:2012年12月21日 23:56