Quo Vadis内検索 / 「【東野圭吾】」で検索した結果

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  • 殺人の門 著者:東野圭吾
    【東野圭吾】【小説】【2007】【10】 殺人の門をアマゾンでチェックする。 はいはい、東野圭吾東野圭吾。 出来るだけ時間つぶしになるように……と考えて割りと分厚めのこの本を手に取ったわけですが。 これは……黒い黒すぎる。 読んでいてかなりブルーになりました。 あと話のテンポがかなり悪い。 最後のラストスパートにスピード感を出すための土台作りとは言え、回想シーンが長すぎる。 もっと短く強烈に憎しみを表す方法は無かったのだろうか。 最後の尻切れトンボ感も否めない。 と、ここまで書くとかなり悪い作品のようだけど。 かなーり深いものを感じる。 ここまで嫌な人物をよく書けるものだ感心するのも確か。 名前 ...
  • 怪笑物語 著者:東野圭吾
    実のところ、僕は東野圭吾の本を読むのはこれが初めてである。 なんとなく硬い本格ミステリーの匂いがして避けてきた。 あの有名な白夜行などもドラマともどもスルーしてきた。 結構周りから薦められてはいたが、こういう嗜好品は結局のところ主観が肝心なので、それらの素晴らしいアドバイスも加えてスルーしてきた。 ミステリー?なんだそれは。 そう言いたくなる東野圭吾のブラックジョーク満載の短編集である。 ううむ、これは食わず嫌いしてて損していた。 久々に、人生に裏づけされた一冊を読んだ気がする。 何気ない生活の一欠けらに、ありえないようなスパイスを加えて自分の世界を作る。 素晴らしい手腕である。 ちなみに僕は無人島大相撲中継が好き。 怪笑小説をアマゾンでチェックする。 ...
  • 時生 著者:東野圭吾
    この間読んだ分身は正直微妙だった。 なので東野圭吾の小説はちょっと間を置こうかな、そう考えてた。 しかし、やっぱり時間を長時間潰すならミステリーだ。 ミステリーなんて東野ぐらいしか読んだこと無いし、やっぱり東野の作品に自然と手が伸びる。 ってことでやっぱり買ってきました東野作品。 読み終わって一言。 手を出してよかった……。ええ、面白かったです。 550ページ手前ほどある少し厚めの文庫本なんですが、一日で読み終わっちゃいましたよ。 んな馬鹿なことあるかって設定が土台にあるのに、不自然さを感じさせずに物語を展開させるスピーディーさにハラハラ。 最初に手の内を晒しておいて、話を進めるってのは難しいことだと思う。 どうやってあの場面に繋がるんだろう、そう考えると頁をめくる手が止まらない。 そして最初から最後まで無駄がほとんど無い。 読み終わった今そう感じてます...
  • 放課後 著者:東野圭吾
    今はまってる東野圭吾のデビュー作品である。 東野のミステリーを一通り読むならやはり初期の方から攻めるかなと思い手にとって見た。 この本にはまさに色褪せないという言葉が相応しい。 なんと初版が1988年。僕の誕生は1986年です。 それなのに全体的に全然古さを感じない。 まぁ……個人的にこの年代の話がすっごい好きなのはあるのですが。 一気に読めました。 キャラクターが立ってるのは当然のこととして、トリックも非常に納得。 捨石になってるトリックの凄さは素晴らしいと思います。 ミステリーの仕掛けはシンプルな方が良いとよく言われますが、改めてこれを実感しました。 ただ捨石のトリックが良すぎたために、事件の真相には少しがっかりしたのも確か。 捨石のトリックが完璧すぎたのだ。 最後の流れでは、前述とは反対になるけど古さがある。しかも少し後味の悪い古さだ。 と...
  • 分身 著者:東野圭吾
    当分は東野圭吾で暇は潰せそうである。 それぐらい著書に層のある作家だ。 この”分身”の単行本が出版されたのは1993年のこと。 実に14年も前の小説だ。 しかも取り扱う内容が、体外受精だの代理母だの、果てはクローンだのとSFじみた話だ。 もちろん、現在ではそれなりに浸透してきた言葉ではあるが、時節を考えると先駆と言っても過言では無いレベルだと思う。 しかし、そういう背景を踏まえても少し古臭い。 ババーンと種明かしする前にほとんどの話が見通せてしまうのだ。 「おいおい、そこまで引っ張るネタでも無いだろ」とさえ感じてしまった。 当然、作品中で一番重要なのは複雑な人物関係にあるのだけど、土台が緩いイメージが払拭できない。 それと一番納得できないのが、あの結末だ……。 もうちょっとすっきりさせてくれても良かったんじゃないの(汗 分身をアマゾンでチェックする。 ...
  • あの頃ぼくらはアホでした 著者:東野圭吾
    東野圭吾のエッセイ本である。 この間読んだ怪笑物語で、ちょっと興味を持ったので手に取ってみた。 ……一気にはまってしまった。 面白い関西人は本当に面白いな、と改めて実感。 関西人に金棒持たせたらかなわないな、と。 という訳で、小学校から大学までの東野圭吾のエッセイなのですが、非常に共感を覚えたところが一つ。 それは"中学がめちゃくちゃ荒れていた"ことです。 読んでいて、うちの中学じゃないのかと思ってしまったぐらい。 うちはなにせあの学級崩壊という言葉を生んだ学校ですから(苦笑 こういう話は下らないのだけど、とても面白い。 近所のおばちゃんの噂話の面白さに近いものを与えてくれる。 そして以外なのは東野圭吾が怪獣ものが大好きだということ。 僕は特撮ものにはあまり関わりを持たない幼少時代を過ごしたので、立派なオタクになった今でもあまり興味は...
  • 毒笑物語 著者:東野圭吾
    また東野圭吾である。 いきなり、余談なのだけれど、"ひがしの"と読む。 身近で間違ってる人が二人もいたのでなんとなく書いてみる。 うちの兄貴にいたっては本屋でバイトしてた時に間違って赤っ恥書いたそうだ。 タイトルからも分かるように怪笑小説と同じようにお笑いものである。 どちらかというと、こちらの方がマイルドな笑いが多い気がする。 読み終わって最初に思ったことは、テレビで見てみたいな、だった。 どれもテレビで流せば、ゴールデンタイムでも余裕で戦えそうなネタばかりだ。 特に名探偵絡みの話は、別に一冊出していて連続12話は耐えられそうなクォリティだ。 白夜行で実写ドラマもいけたし、なんとかギャグ方面でも東野の力を感じたいなぁ。 変な言い方で誤解されそうだけども、別に今のゴールデンタイムの番組を馬鹿にしてるわけじゃないです。 ……最近テレビ見てはいな...
  • 名探偵の掟 著者:東野圭吾
    大学に行かなくなると読む量が極端に減る自称読書家。 どうも、こんにちはカワイです。 また東野圭吾です。まだまだ飽きません。 ただ東野の元来のミステリーでも読んでみようかなと思い手に取ったこの一冊。 ええ、知ってる人には笑い話にしかなりませんが、これもギャグです。 しかも、ミステリーにはよくいる"名探偵"を題材にしたギャグです。 この本で特徴的なのは、登場人物があたかも役者が演じるように、自分の存在意義を理解していること。 探偵は、下らない、もうしたくないと口にしつつも事件を解決する。 警察は探偵がいないと話が進まないと分かっていながら、また君かねと嫌味な発言をしなくてはいけない。 加えて全ての登場人物が作者の存在を認識して、卑下している。 よくあるミステリーのトリックについてそんな登場人物が嫌味たっぷりに解説していくのだ。 解説と言っても作者...
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