検証 > 魔法攻撃


魔法攻撃まとめ

各検証で求めた魔法スキルの威力のまとめです。
条件や精度などはそれぞれの項目を見てください。
複数回攻撃スキル、弱点効果のある怨敵調伏は逆算時に乗算/除算を含むのでいくらか誤差がある可能性が高いです。

魔法攻撃スキルのダメージ計算式は、ここで検証した威力を用いる場合
{ ( スキル威力 + 魔 × 1.5 ) × 補助係数 × 属性相性 × 弱点補正 ÷ 平均攻撃回数 + スキル+補正 } × 難易度補正 + 乱数(0~15) (小数点以下切り捨て)
公式コンプリートガイドの威力(ここの威力の3倍)の場合は
{ ( スキル威力 + 魔 × 4.5 ) ÷ 3 × 補助係数 × 属性相性 × 弱点補正 ÷ 平均攻撃回数 + スキル+補正 } × 難易度補正 + 乱数(0~15) (小数点以下切り捨て)
威力下一桁が6のものは魔力が奇数の時、攻略本の方のダメージの方が1大きくなりますが、そちらが正確です。
プラズマ放電は威力誤差10もありますが、小数点以下切り捨ての都合、魔力が3の倍数または3の倍数+2の時に誤差が1出るだけです。
補助がんがんかけて倍率上げていけば誤差は大きくなり、上に挙げたスキル以外でも誤差が出てくると思います。

「補助係数」は補助スキルのダメージ上昇率を参照。

「平均攻撃回数」は「最大攻撃回数と最小攻撃回数の平均」で、実際の平均攻撃回数とは一致しない可能性があります。

「スキル+補正」はスキル+0で+0、スキル+8で+24です。
属性相性や補助効果の影響は受けませんが、難易度補正だけは影響を受けます。

真IVは威力とパラメータ関数(魔×1.5の部分)が乗算ではなく加算なので、威力が2倍でもダメージは2倍にはなりません。
マハラギ(20)とマハラギオン(60)で威力3倍ですが、ダメージは+40されるだけです。
補助他は乗算なので、火炎ギガプレロマ付きの場合はダメージ+60、コンセントレイトがかかっていた場合は+80されます。

+ 4属性魔法スキルの威力一覧
範囲 表記 スキル 威力 スキル 威力 スキル 威力 スキル 威力
単体 アギ 26 ブフ 26 ジオ 26 ザン 26
アギラオ 46 ブフーラ 46 ジオンガ 46 ザンマ 46
アギダイン 70 ブフダイン 70 ジオダイン 70 ザンダイン 70
特大 トリスアギオン 100 - - 殺風激 100
範囲 表記 スキル 威力 スキル 威力 スキル 威力 スキル 威力
全体 マハラギ 20 マハブフ 20 マハジオ 20 マハザン 20
マハラギオン 40 マハブフーラ 40 マハジオンガ 40 マハザンマ 40
大(付加) - 大冷界(即死) 50 魅惑の雷撃(混乱) 50 -
マハラギダイン 60 マハブフダイン 60 マハジオダイン 60 マハザンダイン 60
特大 - - 真理の雷 80 -
大(貫通) 神の業火 100 神の雹撃 100 神の雷光 100 神の竜巻 100
範囲 表記 スキル 威力 スキル 威力 スキル 威力 スキル 威力
複数 小(1-4) ファイアブレス 63 アイスブレス 63 放電 63 ウィンドブレス 63
中(1-4) ラグナロク 103 絶対零度 103 - 妖花烈風 103
小(1-8) - リフリジレイト 120 プラズマ放電 80 -
中(1-5) - といき 123 - -
+ 万能属性魔法スキルの威力一覧
範囲 表記 スキル 威力 備考
全体 メギド 53
- 天罰 53 CHAOSに1.5倍ダメージ
- ジャッジメント 53 NEUTRALに1.5倍ダメージ
- 混沌の海 53 LAWに1.5倍ダメージ
怨敵調伏 66 強制的に弱点(1.25倍ダメージ)
メギドラ 80
バビロンの杯 80 混乱付加
メギドプラズマー 90
メギドラオン 106
地母の晩餐 113
ダムネイション 116 毒付加
特大 大いなるロゴス 126
輝ける烙印 130 烙印付加
特大 アンティクトン 133 能力低下付加
乗算で補正のかかるスキルは魔力次第で高威力魔法とダメージが逆転します。
特効時の天罰/ジャッジメント/混沌の海は魔72、怨敵調伏は魔132でアンティクトンに並び、以降アンティクトンよりどんどん強くなっていきます。
+ 魔999でのダメージ理論値
計算式から求めた理論値で実測ではありません。
数値は難易度新人、補助なし、相性100%の敵に撃った時の最小ダメージです。
  • 「最小」は1HITあたりのダメージ
  • 「平均」は1HITあたりのダメージに平均攻撃回数をかけたもの(四捨五入)
  • 「最大」は1HITあたりのダメージに最大攻撃回数をかけたもの
  • 「+0/+8」はそれぞれスキル+の値(仲魔の場合は+0と同じ)
  • 怨敵調伏は弱点補正込みの数値で、弱点補正はスキル+補正にかからないものとして計算
  • 天罰他の属性特効効果(+50%)はスキル+補正にかからないものとして計算
種類 威力 スキル  最小+0   平均+0   最高+0   最小+8   平均+8   最高+8 
単体 アギ 他 1525 1549
アギラオ 他 1545 1569
アギダイン 他 1568 1592
特大 トリスアギオン 他 1598 1622
種類 威力 スキル 最小+0 平均+0 最高+0 最小+8 平均+8 最高+8
全体 マハラギ 他 1518 1542
マハラギオン 他 1538 1562
大(付加) 大冷界 他 1548 1572
マハラギダイン 他 1558 1582
特大 真理の雷 1578 1602
大(貫通) 神の業火 他 1598 1622
種類 威力 スキル 最小+0 平均+0 最高+0 最小+8 平均+8 最高+8
複数 小(1-4) ファイアブレス 他 624 1560 2496 648 1620 2592
中(1-4) ラグナロク 他 640 1600 2560 664 1660 2656
小(1-8) プラズマ放電 351 1580 2808 375 1688 3000
リフリジレイト 359 1616 2872 383 1724 3064
中(1-5) といき 540 1620 2700 564 1692 2820
種類 威力 スキル 最小+0 平均+0 最高+0 最小+8 平均+8 最高+8
万能 メギド 他 1551 1575
属性特効 天罰 他(特効) 2327 2351
怨敵調伏 1956 1980
メギドラ 他 1578 1602
メギドプラズマー 1588 1612
メギドラオン 1605 1629
地母の晩餐 1611 1635
ダムネイション 1615 1639
特大 大いなるロゴス 1625 1649
輝ける烙印 1628 1652
特大 アンティクトン 1631 1655

高魔力ほどアギやメギドで十分感が強くなっています。
複数回攻撃系は平均みると威力の分しか差がありませんが、最高ダメージは高魔力ほど差が開いていき、攻撃回数多いものほどその差は顕著です。

前にどこかで書きましたが「リフリジレイトVSといき」は
  • スキル+0では平均でといきがやや上、最大値ではリフリジレイトの勝利
  • スキル+8では平均も最大値もリフリジレイトの勝利
実際にはといき+8はできませんが、といきの方が強くてフリン継承不可を嘆かなくて済みそうです。

特効/弱点つき万能魔法の逆転現象は魔力999時点で
  • 特効系はアンティクトンより+696
  • 怨敵調伏はアンティクトンより+325


万能属性スキルのダメージ検証1

古い検証です。
もう少し詳しくやり直した「万能属性スキルのダメージ検証2」を参照してください。
+ 万能属性スキルのダメージ検証1詳細
万能属性スキルのダメージ検証。
主人公のパラメータは、Lv.99 力8 技8 魔302 速112 運114。

対象は誰でも追試可能な敵にしたかったんですが、的の絞りやすさ優先でDLCクエの霊鳥スパルナ。
常用してるアンティクトン+8のダメージ、同エリアで出現するタケミナカタ/イクティニケへのダメージ比較から、 なんとなく 万能100%の相性のような気がするので敵相性は特に問題なしってことで…

スキルはメギド、メギドラ、メギドラオン、大いなるロゴス、アンティクトン、メギドプラズマー。
それぞれ+0の時と+8の時を調べています。
吸収系とLNC属性でダメージ変化する系は除外しました。

それぞれのスキルをスパルナに10回当てたダメージを計測。
計算式求めるほどの精度は求めてないのでまぁ十分との判断。
+ 細かいデータを見る
スキル ダメージ
メギド+0 668 660 658 673 670 663 664 667 666 659
メギドラ+0 707 694 698 705 701 695 700 706 693 699
メギドラオン+0 735 740 733 732 729 738 735 734 739 731
大いなるロゴス+0 768 768 765 757 755 755 761 763 762 757
アンティクトン+0 769 777 766 762 775 776 777 775 766 773
メギドプラズマー+0 717 711 719 708 707 709 710 709 720 716
メギド+8 700 702 697 696 693 695 693 692 698 695
メギドラ+8 733 732 736 737 732 725 730 732 729 726
メギドラオン+8 763 771 758 770 762 758 763 773 771 762
大いなるロゴス+8 786 792 786 798 792 795 799 788 794 792
アンティクトン+8 806 798 808 808 800 807 793 808 800 806
メギドプラズマー+8 740 739 751 748 743 748 746 748 739 742

結果はこのような感じ。
「+X平均」は強化段階Xのダメージ平均値、「+Xコスパ」は平均ダメージ÷消費MP(MPは+8で一律-2でした)。
「上昇率」は+0の時から+8の時で、何%ダメージが伸びたか。
「上昇値」は同じく何ダメージ伸びたか。
スキル 威力 MP +0平均 +0コスパ +8平均 +8コスパ 上昇率(%) 上昇値
メギド 25 664.8 26.6 696.1 30.3 4.7 31.3
メギドラ 40 699.8 17.5 731.2 19.2 4.5 31.4
メギドプラズマー 41 712.6 17.4 744.4 19.1 4.5 31.8
メギドラオン 60 734.6 12.2 765.1 13.2 4.2 30.5
大いなるロゴス 特大 70 761.1 10.9 792.2 11.7 4.1 31.1
アンティクトン 特大 80 771.6 9.6 803.4 10.3 4.1 31.8

読み取れる傾向としては
  • 差は小さいけれども、威力小と特大が同じ威力ってことはない(約16%アップ)
    • メギドラ(メギド比)は消費1.6倍、ダメージ5%アップ
    • メギドプラズマー(メギド比)は消費1.6倍、ダメージ7%アップ
    • メギドラオン(メギド比)は消費2.4倍、ダメージ10%アップ
    • 大いなるロゴス(メギド比)は消費2.8倍、ダメージ15%アップ
    • アンティクトン(メギド比)は消費3.2倍、ダメージ16%アップ+ランダマイザ
  • 高威力になればなるほど対MPダメージは落ちていく(アンティクトンは追加効果あるので一概には言えないが…)
  • 強化していった時のダメージ上昇は、割合というよりは固定値という印象(要追試)
  • DLC専用のメギドプラズマーはメギドラオンと同じく威力大表記だが、「消費の少ないメギドラオン」というよりは「強いメギドラ」

ダメージが固定値上昇かどうかは追試しないと分かりませんが、強化で消費も固定値減少、ダメージも固定値上昇となると、強化は低威力スキルほど効果が高いと言えそうです。
強化してデメリットがあるわけではないんで強化しますけども…


4属性スキルのダメージ検証1

古い検証です。
もう少し詳しくやり直した「4属性スキルのダメージ検証2」を参照してください。
+ 4属性スキルのダメージ検証1詳細
衝撃スキルのダメージ検証。
衝撃を選んだ理由はいろいろあるんですが、とりあえず特大と中複数あるんでいいかなと。

主人公のパラメータは、Lv.99 力95 技8 魔302 速112 運114。
もうひとり検証に使ったアクアンズは、Lv.16 力20 技22 魔27 速19 運25。
今後も固定した悪魔で検証したかったので、安くて作りやすい下位精霊のうちMPの一番多いアクアンズをチョイス。
(氷結の継承制限スキルのダメージ計測する時にプレロマ外せないのが痛いかも…)

対象は金策かねて、DLCクエの神獣 マカミ(4属性すべて相性100%)。
マッカ次第の犬型シンボルなら確定で出現します。

スキルはザン~ザンダイン、マハザン~マハザンダイン、殺風激、ウィンドブレス、妖花烈風、神の竜巻。
それぞれのスキルを主人公とアクアンズでマカミに10回当てたダメージを計測。
神の竜巻は主人公継承不可なので計測できていません。
+ 細かいデータを見る
使用者 スキル ダメージ
主人公 ザン 636 635 638 637 633 626 632 626 626 634
ザンマ 662 651 659 662 663 662 656 654 654 652
ザンダイン 690 679 683 680 683 689 694 694 684 684
殺風激 726 721 728 730 718 721 729 721 723 728
マハザン 614 616 626 625 627 620 617 626 618 629
マハザンマ 647 644 643 644 647 650 649 646 642 651
マハザンダイン 678 681 675 680 667 668 670 671 668 681
ウィンドブレス 272 277 278 280 268 281 271 270 277 283
妖花烈風 304 301 297 294 297 292 299 304 301 299
アクアンズ ザン 96 93 97 95 97 99 99 100 94 93
ザンマ 120 123 121 126 121 119 113 115 124 113
ザンダイン 148 157 158 155 155 145 151 148 152 151
殺風激 186 192 182 195 197 191 197 197 187 193
マハザン 78 84 84 88 84 89 82 87 86 82
マハザンマ 119 104 119 117 106 109 112 114 117 109
マハザンダイン 144 135 145 137 133 137 143 139 134 138
ウィンドブレス 54 60 67 61 60 56 66 61 54 68
妖花烈風 77 80 78 85 85 76 80 81 79 83
神の竜巻 185 192 182 189 190 185 192 190 192 191

結果はこのような感じ。
相対値はザンとの相対ダメージ。
スキル 平均値(主) 相対値(主) 平均値(ア) 相対値(ア)
ザン 632.3 0.0 96.3 0.0
ザンマ 657.5 25.2 119.5 23.2
ザンダイン 686.0 53.7 152.0 55.7
殺風激 724.5 92.2 191.7 95.4
マハザン 621.8 -10.5 84.4 -11.9
マハザンマ 646.3 14.0 112.6 16.3
マハザンダイン 674.9 42.6 138.5 42.2
神の竜巻 - 188.8 92.5
ウィンドブレス 275.7 -356.6 60.7 -35.6
ウィンドブレス(*2.5) 689.3 57.0 151.8 55.5
妖花烈風 298.8 -333.5 80.4 -15.9
妖花烈風(*2.5) 747.0 114.7 201.0 104.7

前回(万能の時)、レベルやパラメータは威力に乗算なんじゃなくて加算なんじゃないかと予測してたんですが、裏付ける結果になりました。
主人公とアクアンズでレベル差83、パラメータ差275あるにもかかわらず、相対値がほとんど変わりません。
つまり、どんなレベルやパラメータの悪魔が使おうがザンと殺風激のダメージ差はおよそ100である可能性が高いってことです。
Lv.99になって与えてるダメージというのは、そのほとんどがレベルやパラメータによるもので、スキルに設定された威力はほとんど関与してないことになります。
先の長い話ですが、レベルやパラメータの影響が分かってザンの威力が求められれば、全スキルの威力が求められそうです。

上の法則は単体と全体スキルには適用できるんですが、複数ヒットの2つが全然あてはまらない結果となりました。
複数ヒットスキルだけ特殊な処理を挟んでそうです。
両者とも1~4ヒットスキルで、それぞれが同じ頻度で出現すると仮定すると期待値は2.5ヒット…
試しに平均値を2.5倍してみるとこれまた相対値がほぼ一致。
複数ヒットスキルは、トータルの威力が決められていて、1ヒットあたりのダメージはそれを平均ヒット数で割ったものになる可能性がありそうです。
逆に言うなら、期待値は2.5ヒットで、1~4ヒットの出現頻度は均等である、と言われているような気もします。

以上を踏まえてスキル間のダメージを見て見ると、相変わらず特大が名前負けしてるかなと…。
消費の割にザンつよすぎ…
この検証をしようと思ったきっかけが、「中威力4ヒット>特大>中威力3ヒット」みたいな話を聞いたからなのですが、3ヒットどころか2ヒットちょいで追いつかれてました。
上の法則が真なら、この関係はレベルやパラメータ問わず言えるはずです。
平均ヒット数が2.5であるという前提で ダメージだけに着目すると 、ウィンドブレスはザンダインと同程度、妖花烈風は殺風激よりやや強い、って感じかなと。

あと、従来のパラメータ乗算の計算式では、全体スキルが単体スキルに比べて%レベルでダメージ低いことが多かったですが、今回は単体とほとんどダメージ変わりません。
そういう意味では神の竜巻は範囲殺風激(+貫通)のようなダメージになってます。
ダメージ差小さいんでどうでもいいっちゃどうでもいいんですが…。


4属性スキルのダメージ検証2

「魔法攻撃まとめ」に簡単にまとめてあります。
+ 4属性スキルのダメージ検証2詳細
他の検証でいくつか分かってきた要素があるので条件を変更して検証。
前提としている仮説は
  • 威力はLvや魔力などのパラメータが変わっても変化しない
  • 属性相性以外に防御力系のパラメータは存在しない
  • ダメージの幅(乱数)は最小と最大の差がどんな状況でも15
  • 貫通をつけていれば弱点と反射以外は全て相性100%になる

検証条件は
  • 悪魔は死神 ネルガル(Lv.82 力~運88 初期値のまま)
  • 自動効果スキルに検証中の属性の貫通あり
  • 難易度は新人
  • 対象はDLCクエスト「地獄の沙汰もマッカ次第」のマカミ/セドナ/トート/アラミタマ

検証「ダメージの乱数」の結果から「防御力は存在しないか、存在してもこの4種は同じ値である」可能性が高そうなので、これを前提として検証しました。
反射はダメージ取れず、弱点は弱点補正がかかるので、検証中の属性がこれらの場合にはその悪魔は除外しています(火炎のアラミタマなど)。

ダメージ集計は集計中の値の最大最小の差が15になった段階で終了とし、回数は不定です。
このため測定ミスはありえますが、乱数誤差は一切含みません。
その代わり、「乱数幅が15」仮説が否定された場合、以下のデータはほぼ無価値になります。

前回アクアンズ固定でいく予定だったのにネルガルに変更した理由は
  • 最初は平均値で集計予定だったのでなるべくパラメータ高い悪魔にしたかった
  • 魔法スキル検証後に物理へ移行予定だったので全パラメータが同じ悪魔にしたかった
  • 継承制限スキル所持悪魔全てから1回の合体で持って行ける悪魔にしたかった

複数回攻撃スキルに関しては前回の検証から、パラメータの異なる2点間でダメージを計測すると、威力差が一致するような係数が存在します。
(=1HIT毎のダメージは期待値を係数で割ったもの)
結果的にこの係数は全ての複数回攻撃の魔法攻撃スキルで「最小攻撃回数と最大攻撃回数の平均」に近い値になっていました。
これは「平均攻撃回数が最小攻撃回数と最大攻撃回数の中間」に設定されているからだと推測できますが、実際にそうなっているかは確認していません。
「といき」の係数がパラメータ差が小さいせいで誤差大きいですが、 おそらく 上のように設定されているだろうという願望?から「といき」含めた全ての係数の小数点以下をそのように丸めています。
この願望が間違いだった場合、複数回攻撃スキルに関しては威力に誤差を含みます。

けっこうな数のデータを取りましたが、乱数15仮説他を覆すようなデータはとりあえず出てきませんでした。

+ 検証結果
以下、結果。
  • 「最小/最大」はそれぞれ計測できた最小/最大ダメージです
  • 「係数」は複数回攻撃スキル用の係数(算出したデータは後述)
  • 「期待値」は最小ダメージに係数をかけたもの
    (乱数は0以上であることが多いらしいので、とりあえず最小ダメージを基準にしました)
  • 「相対威力」はアギのダメージとの差(=アギとの威力差)
  • 「期待値」「相対威力」に小数点第一位があるのは「係数」が小数部分を持つため
スキル 最小 最大 係数 期待値 相対威力
アギ 158 173 1.0 158.0 0.0
アギラオ 178 193 1.0 178.0 20.0
アギダイン 202 217 1.0 202.0 44.0
トリスアギオン 232 247 1.0 232.0 74.0
マハラギ 152 167 1.0 152.0 -6.0
マハラギオン 172 187 1.0 172.0 14.0
マハラギダイン 192 207 1.0 192.0 34.0
神の業火 232 247 1.0 232.0 74.0
ファイアブレス 78 93 2.5 195.0 37.0
ラグナロク 94 109 2.5 235.0 77.0
スキル 最小 最大 係数 期待値 相対威力
ブフ 158 173 1.0 158.0 0.0
ブフーラ 178 193 1.0 178.0 20.0
ブフダイン 202 217 1.0 202.0 44.0
マハブフ 152 167 1.0 152.0 -6.0
マハブフーラ 172 187 1.0 172.0 14.0
マハブフダイン 192 207 1.0 192.0 34.0
大冷界 182 197 1.0 182.0 24.0
神の雹撃 232 247 1.0 232.0 74.0
アイスブレス 78 93 2.5 195.0 37.0
リフリジレイト 56 71 4.5 252.0 94.0
絶対零度 94 109 2.5 235.0 77.0
といき 85 100 3.0 255.0 97.0
スキル 最小 最大 係数 期待値 相対威力
ジオ 158 173 1.0 158.0 0.0
ジオンガ 178 193 1.0 178.0 20.0
ジオダイン 202 217 1.0 202.0 44.0
マハジオ 152 167 1.0 152.0 -6.0
マハジオンガ 172 187 1.0 172.0 14.0
マハジオダイン 192 207 1.0 192.0 34.0
魅惑の雷撃 182 197 1.0 182.0 24.0
神の雷光 232 247 1.0 232.0 74.0
真理の雷 212 227 1.0 212.0 54.0
放電 78 93 2.5 195.0 37.0
プラズマ放電 47 62 4.5 211.5 53.5
スキル 最小 最大 係数 期待値 相対威力
ザン 158 173 1.0 158.0 0.0
ザンマ 178 193 1.0 178.0 20.0
ザンダイン 202 217 1.0 202.0 44.0
殺風激 232 247 1.0 232.0 74.0
マハザン 152 167 1.0 152.0 -6.0
マハザンマ 172 187 1.0 172.0 14.0
マハザンダイン 192 207 1.0 192.0 34.0
神の竜巻 232 247 1.0 232.0 74.0
ウィンドブレス 78 93 2.5 195.0 37.0
妖花烈風 94 109 2.5 235.0 77.0

複数回攻撃スキルの係数算出データは以下。
アギをコントロールとして威力差が等しくなるような係数を逆算。
といきだけフリン継承不可なのでデモニホと比較で、基準はマハブフ(全体攻撃なので数値集めやすい)。
  • ネルガルは前述の通りすっぴん
  • フリンはLv.99 力172 技194 魔433 速453 運444
  • デモニホはLv.99 150 137 115 139 106
スキル ネルガル フリン 係数
アギ 158 676 1.000
ファイアブレス 78 285 2.502
ラグナロク 94 301 2.502
アイスブレス 78 285 2.502
リフリジレイト 56 171 4.504
絶対零度 94 301 2.502
放電 78 285 2.502
プラズマ放電 47 162 4.504
ウィンドブレス 78 285 2.502
妖花烈風 94 301 2.502
スキル ネルガル デモニホ 係数
マハブフ 152 192 1.000
といき 85 98 3.077

相対威力はアギとの威力差なので、アギの威力設定が10だった場合、
  • アギラオは威力30
  • アギダインは威力54
  • トリスアギオンは威力84
になります。
これは難易度新人、補助なしで相性100%の敵に撃った場合、ダメージ差が必ずこの値+乱数(+0~15)になることを意味します。
複数回攻撃に関しては前述の通り誤差を含む可能性がありますが、概ね威力を表しているんじゃないかと思います。
「プラズマ放電」だけ威力に小数点を含んでいますが、よくある切り捨て計算だった場合、威力は切り上げの54になります。

結果を見て気が付いた点としては
  • 各属性の同ランクスキルは威力が全く同じ(リフリジレイトとプラズマ放電だけ例外)
    全体攻撃の威力表記がややこしいが、小<中<大(付加)<大<特大<大(貫通)の順で、相対値は0<20<30<40<60<80
  • 大冷界/魅惑の雷撃(全体+威力大+付加)は威力中全体と威力大全体の丁度中間
  • 唯一の威力特大全体の真理の雷は確かに威力大全体のマハジオダインより強いが、同じ威力大全体の神の雷光より弱い
  • DLCの貫通全体系は単体特大と全く威力が同じ
    全体スキルが同表記の単体スキルに比べてやや弱いのを考えると「威力特大+」みたいな感じ
  • 威力小1-4スキルの期待値は単体威力大の少し下、威力中1-4は特大の少し上(の可能性が高い)
  • 威力小1-8のリフリジレイトとプラズマ放電は同威力ではなく、94と54でリフリジレイトの方が40高い
    (リフリジレイトが2倍近く強いのではなく40ダメージほど強いだけ)
  • よく見る「氷結最強スキルは?」のひとつの解として、期待値的にはといき(差3.0)、最大ダメージ的にはリフリジレイト(差5.4)
  • 期待値差が一番大きいマハブフとといきでもダメージ差103しかないが、補助全かけ弱点で50倍以上になることを考えるとけっこう大きい差かも?

個人的な感想はこんな感じです。
万能スキルも半分くらいデータ取れてるので万能まではとりあえずやると思います。
攻略本も出ることだし物理攻撃スキルは未定…


万能属性スキルのダメージ検証2

「魔法攻撃まとめ」に簡単にまとめてあります。
+ 万能属性スキルのダメージ検証2詳細
検証条件は「4属性スキルのダメージ検証2」と同じ。
スキル 最小 最大 係数 期待値 相対威力
メギド 185 200 1.0 185.0 27.0
メギドラ 212 227 1.0 212.0 54.0
メギドラオン 238 253 1.0 238.0 80.0
大いなるロゴス 258 273 1.0 258.0 100.0
アンティクトン 265 280 1.0 265.0 107.0
バビロンの杯 212 227 1.0 212.0 54.0
天罰 185 200 1.0 185.0 27.0
ジャッジメント 185 200 1.0 185.0 27.0
混沌の海 185 200 1.0 185.0 27.0
メギドプラズマー 222 237 1.0 222.0 64.0
ダムネイション 248 263 1.0 248.0 90.0
輝ける烙印 262 277 1.0 262.0 104.0
地母の晩餐 245 260 1.0 245.0 87.0

LNCでダメージが変わるタイプのダメージ上昇率の確認。
南砂町内および周辺で敵を選ばずダメージを計測。
天罰はCHAOS、ジャッジメントはNEUTRAL、混沌の海はLAWへの特効を確認。
きっちり全敵で15のダメージ幅は確認していませんが、15の範囲外のダメージは一度も確認できませんでした。
LNC属性の度合い?みたいなのでダメージが変わるかも確認したかったんですが、一度も範囲外ダメージを観測していないのでなさそうな感じです。
南砂町内外で敵のLv/パラメータ差がかなり大きいですが、乱数15幅、防御力なしの仮説を覆すデータは一度もありませんでした。
特効効果が加算なのか乗算なのかを確認するためにフリン(Lv.99 力172 技194 魔433 速453 運444)の混沌の海も計測。
特効効果は+50%(=ギガプレロマ)のようです。
スキル 通常 特攻 係数
天罰 185 278 1.503
ジャッジメント 185 278 1.503
混沌の海 185 278 1.503
混沌の海(フリン) 702 1054 1.501

追記。
「万能属性スキルのダメージ検証3」で高威力魔法にダメージ逆転する魔力を計算したのでこっちでもやってみました。
数値は特効時のダメージが初めて等しいか大きくなる時の魔力です。
実測ではなくこれまでの検証から分かったことからの推測値です。
スキル 魔力
メギド
メギドラ
バビロンの杯
1
メギドプラズマー 14
メギドラオン 36
地母の晩餐 45
ダムネイション 49
大いなるロゴス 62
輝ける烙印 68
アンティクトン 72
魔型育成ならほとんどの場合アンティクトンよりだいぶ強くなりそうです。
属性限定のダンジョンとか分かってくれば、あまり日の目を見ないこれらのスキルにも輝けるチャンスが…


魔法攻撃スキルの依存パラメータ

「魔法攻撃まとめ」に簡単にまとめてあります。
+ 魔法攻撃スキルの依存パラメータ詳細
魔法攻撃スキルのダメージが何に依存しているのか検証しました。
  • 使用スキルは電撃貫通付きの真理の雷
  • 難易度は新人
  • 対象はDLCクエスト「地獄の沙汰もマッカ次第」のマカミ/セドナ/トート/アラミタマ
. 悪魔 Lv 最小 最大
A ネルガル 82 88 88 88 88 88 212 227
B ネルガル 82 280 271 88 138 118 212 227
C ネルガル 99 120 122 124 126 118 266 281
D ネルガル 82 88 88 124 88 88 266 281
E エンシェントデイ 99 94 105 134 88 122 281 296
F ネルガル 99 126 118 134 119 125 281 296
G ケンタウロス 1 8 8 88 7 7 212 227

魔にはほぼ間違いなく依存すると思われるのでそれ以外のパラメータを上げてみたのがAB比較です。
Bは各種香と韋駄天の覚えでパラメータを上げています。
結果、香の残数の都合で速と運の上昇量が低いですが、力/技/速/運は全く影響しないか、ほとんど影響しない。

CD比較は悪魔の現在のLvに依存するかどうかです。
Lv.99まで上げたネルガルと、Lv.82のまま魔だけ香で揃えたネルガルの比較です。
結果、現在のLvは全く影響しないか、ほとんど影響しない。

初期Lvや成長タイプ、悪魔の種類に依存するかを確認したのがEF比較、AG比較です。
  • EはLv.99まで上げたエンシェントデイ(MP型)
  • FはLv.99まで上げてEに魔を揃えたネルガル(バランス型)
  • GはAに魔を揃えた初期Lvのままのケンタウロス(HP型)
結果、初期Lvや成長タイプ、悪魔の種類は全く影響しないか、ほとんど影響しない。

以上から、「魔法攻撃スキルのダメージはスキル威力と使用者の魔にのみ依存する」がだいたい言えるんじゃないかと思います。

威力と魔にのみ依存するなら魔との相関から絶対威力や計算式まで出せるんじゃないかと思い、魔とダメージの相関を調べてみました。
検証条件は上と同じです(フリンだけは貫通なしで、対象がアラミタマ以外)。
. 悪魔 Lv 最小 最大
H ケンタウロス 1 8 8 7 7 7 90 105
I ティターン 37 53 47 37 43 35 135 150
J マスターテリオン 61 67 67 67 67 67 180 150
K ヴィシュヌ 89 97 96 97 95 95 225 240
L エンシェントデイ 96 88 98 127 83 117 270 285
M フリン 99 172 194 433 453 444 729 744
N フリン 99 171 190 629 432 453 1023 1038
結果、A~Nの全てが「最小ダメージ=魔*1.5+80(小数点以下切り捨て)」で完全一致しました。
この切片の80が真理の光のスキル威力になってるはずです。

というわけで、魔法攻撃スキルのダメージ計算式は
( スキル威力 + 魔 × 1.5 ) × 難易度補正 × 補助係数 × 属性相性 × 弱点補正 + 乱数(0~15) (小数点以下切り捨て)
複数回攻撃スキルの場合はこれを最大攻撃回数と最小攻撃回数の平均で割れば1HITあたりのダメージになります。
スキル+の補正に関しては最初期にやった「万能属性スキルのダメージ検証1」しかデータがありませんが、おそらく乱数と同じ位置で加算なんだと思います。
真IIIにあった威力減衰は、真理の光で魔600くらいまではなさそうです。
吸収系スキルには限界値があるっぽいので、スキルによってはあるのかもしれません。


万能属性スキルのダメージ検証3

「魔法攻撃まとめ」に簡単にまとめてあります。
+ 万能属性スキルのダメージ検証3詳細
2013/07/11にDLCで追加された破壊神 公の影の怨敵調伏の威力検証。
チャージでダメージ増加なし、コンセントレイトで増加ありなので万能属性魔法攻撃のようです。
検証条件は「万能属性スキルのダメージ検証2」と同じ。
スキル 最小 最大 係数 期待値 威力
メギド 185 200 1.0 185.0 53.0
メギドラ 212 227 1.0 212.0 80.0
メギドラオン 238 253 1.0 238.0 106.0
大いなるロゴス 258 273 1.0 258.0 126.0
アンティクトン 265 280 1.0 265.0 133.0
バビロンの杯 212 227 1.0 212.0 80.0
天罰 185 200 1.0 185.0 53.0
ジャッジメント 185 200 1.0 185.0 53.0
混沌の海 185 200 1.0 185.0 53.0
メギドプラズマー 222 237 1.0 222.0 90.0
怨敵調伏 248 263 1.0 248.0 116.0
ダムネイション 248 263 1.0 248.0 116.0
輝ける烙印 262 277 1.0 262.0 130.0
地母の晩餐 245 260 1.0 245.0 113.0

ダムネイションと同じく威力116…と、やってしまいたいところなのですが、強制弱点効果があります。
検証「付加/貫通効果」の追試2から弱点にダメージ+25%前後の効果があることが確認できています。
この強制弱点にも同じ効果があるのか分かりませんが、それも含めて確認しました。

上のすっぴんネルガルのデータと比較するために、香で魔268(+180)したネルガルのダメージを計測。
もし弱点補正なし(=怨敵調伏の威力がダムネイションと同じく威力116)だった場合、
( 116 + 268 * 1.5 ) = 518
最小ダメージは518となります。
もし弱点補正ありだった場合
( 威力 + 88 * 1.5 ) * 1.25 = 248
で威力は67、最小ダメージは
( 67 + 268 * 1.5 ) * 1.25 = 586
となります。

実際にダメージを取ってみると最小585 最大600になりました。
乱数幅15内の基準点がはっきりしていないのと、弱点補正係数がきっちり取れていないのとで誤差が1出ていますが、下の方で正解のようです。
一応威力67としておきますが、基準点と係数の問題からいくらか誤差はあると思われます。
万能スキル内での位置づけは「万能プレロマ付き強メギド」みたいな感じでしょうか。
威力大表記ですが、数値的にはメギド/メギドラの丁度中間、弱点補正込みの大表記ってことなんですかね。

ついでなので魔力がいくつあれば他の万能スキルより強くなるのか計算してみました。
数値は怨敵調伏のダメージが初めて等しいか大きくなる時の魔力です。
実測ではなくこれまでの検証から分かったことからの推測値です。
スキル 魔力
メギド
天罰
ジャッジメント
混沌の海
メギドラ
バビロンの杯
1
メギドプラズマー 17
メギドラオン 60
地母の晩餐 78
ダムネイション 86
大いなるロゴス 113
輝ける烙印 124
アンティクトン 132
属性特効時の天罰/ジャッジメント/混沌の海は係数で負けているので、魔12以上では怨敵調伏の方が弱くなります。

弱点補正のせいで威力がきっちり出せていませんが、弱点補正をきっちり出すうまい方法がなかなか思い浮かびません。
弱点時の係数は相性値×弱点補正になっていて、相性値の部分が悪魔によっていろいろっぽいです。
100%っぽい悪魔もいますが99%や101%との区別がしずらく(そんな設定なさそうですが…)、100%の保証が得られません。
東京王ケンジのような相性値100%未満で弱点の悪魔に貫通付きで撃てばすぐ分かるんですが、そのためだけにもう1周するのはちょっと…
何かいい方法あれば教えてください。


魔法攻撃のスキル+補正

まとめ
  • スキル+8の効果は消費MP-2、ダメージ+24
  • スキル+のダメージ補正は属性相性/補助効果の影響を受けない
+ 魔法攻撃のスキル+補正詳細
攻略本に載ってそうな気がしたので中断してたんですが、攻略本が一向に届かないので時間潰しがてらに再開。
非常におおまかな数値は「万能属性スキルのダメージ検証1」で出てたんですが、乱数幅15仮説を利用しての再検証です。
おそらく物理攻撃スキルにも流用できると思いますが、以前うちまくりの検証をした時のダメージ上昇値から数値は異なる可能性が高いです(うちまくり限定かもしれません)。

前の検証を見返してみると幅15取れているのが
  • メギド+0(658)
  • アンティクトン+0(762)
  • メギドラオン+8(758)
  • アンティクトン+8(793)
都合よくアンティクトンが+0と+8で15幅取れており、その差31。
書いてませんでしたが「万能属性スキルのダメージ検証1」「4属性スキルのダメージ検証1」は難易度候補生(+30%補正)。
なので、スキル+補正に難易度補正がかかる場合はダメージ+24前後、かからない場合は+31の補正がかかっていることになります。
御魂へのダメージの変化から、スキル+補正は乱数と同じ位置(乗算の外側)っぽいのを頭に置きつつ、検証してみました。

検証条件は
  • 魔433(or香で613)のフリン
  • 使用スキルは単体の殺風激、全体の真理の雷、複数の妖花烈風
  • 難易度は新人
  • 対象はDLCクエスト「地獄の沙汰もマッカ次第」のマカミ/セドナ/トート
  • ダメージは最大最小の差が15になった段階で測定終了
マカミ/セドナ/トートは貫通のあり/なしでのダメージ幅から電撃/衝撃相性が100%なのは確認済み。
スキルはこの3体に100%通る属性で最も威力の高いもの(倍率補正入るので元がなるべく大きいもの)を各攻撃範囲から選びました。

結果1:+0~+8でのダメージと消費MPの変化
. 殺風激 真理の雷 妖花烈風 変化
消費MP ダメージ 消費MP ダメージ 消費MP ダメージ 消費MP ダメージ
+0 22 749 22 729 35 301 - -
+1 22 750 22 730 35 302 - +1
+2 21 750 21 730 34 302 -1 -
+3 21 753 21 733 34 305 - +3
+4 21 758 21 738 34 310 - +5
+5 20 758 20 738 33 310 -1 -
+6 20 763 20 743 33 315 - +5
+7 20 768 20 748 33 320 - +5
+8 20 773 20 753 33 325 - +5
スキル+1毎に消費MPかダメージのどちらかが変化し、トータルで消費MP-2、ダメージ+24。
先ほどの難易度補正の推測は「スキル+補正には難易度補正がかかる」結果となりました。
単発だろうが多段だろうがおかまいなく+24されているところを見ると、やはり乗算の外側で加算されているようです。

複数回攻撃スキルは威力も魔力補正も平均攻撃回数で除算されるのに対して、スキル+補正はきっちり1HIT毎に加算されるので、単発より多段の方が、1-4回より1-8回の方が恩恵が大きいと言えます。
同魔力のフリンで種類豊富な氷結多段のダメージ理論値を計算すると(最低/平均/最高はそれぞれ攻撃回数)
スキル 威力 回数 最低+0 平均+0 最高+0 最低+8 平均+8 最高+8 最低差 平均差 最高差
ブフダイン 70 1 719 719 719 743 743 743 24 24 24
アイスブレス 63 1-4 285 712 1140 309 772 1236 24 60 96
絶対零度 103 1-4 301 752 1204 325 812 1300 24 60 96
リフリジレイト 120 1-8 171 769 1368 195 877 1560 24 108 192
といき 123 1-5 257 771 1285 281 843 1405 24 72 120
攻撃回数1回のブフダインでは最終ダメージ+3%ほどですが、1-8回のリフリジレイトは+14%にもなります。
上昇率は常にこの数値ではなく、高威力/高魔力ほど低く、低威力/低魔力ほど高くなります。
最終的にスキルは全部+8まで上げると思いますが、全部は上げれない状況なら複数回攻撃スキルを優先するのがよさそうな感じです。

結果2:スキル+補正への魔力/補助係数の影響
スキル+0/+8それぞれで、魔力/補助係数を変えた時にどう変化するか。
魔力は香で+180、補助係数は雷/嵐のSOUL(ギガプレロマ)で+50%させています。
「なし/ギガ」はギガプレロマの有無、「XXX」は魔力を表します。
スキル なし433 ギガ433 なし613 ギガ613
殺風激 +0 749 1124 1019 1529
+8 773 1148 1043 1553
真理の雷 +0 729 1094 999 1499
+8 753 1118 1023 1523
妖花烈風 +0 301 451 409 613
+8 325 475 433 637
ギガプレロマの+0/+8比較から「スキル+補正には補助係数がかからない」ことが分かります。
その他は小数点以下の扱いまで含めて誤差0で計算式通りです。
なので、結果1と合わせると「スキル+補正には難易度補正がかかるが補助係数がかからない」。
さらに「御魂へのダメージ検証1」の結果から「スキル+補正には属性相性もかからない」が言えるので、魔法ダメージ計算式が
{ ( スキル威力 + 魔 × 1.5 ) × 補助係数 × 属性相性 × 弱点補正 + スキル+補正 } × 難易度補正 + 乱数(0~15) (小数点以下切り捨て)
このようになります。
弱点補正や物理攻撃のクリティカル補正などは確認していないので、もしかしたら難易度補正と同じ位置かもしれません。
また、ギガプレロマ以外の補助係数もこの位置かどうかは分かりません。

追記。
攻略本が届いたので確認してみました。
懸念通り濁すことなくきっちり数字が出ていて、消費MP/ダメージともに完全一致。
ただ、うちまくりの件で予想していた通り、物理/魔法攻撃で上昇量は異なるようです。
ここで検証した数値は魔法攻撃だけに適用できます。


魔法攻撃スキル威力の攻略本との差異

まとめ
  • ここで検証した威力は公式の1/3
  • 正しい計算式は(威力+魔×1.5)の部分を(威力+魔×4.5)/3に置き換えたもので、こちらの方が正確
    (検証した式だと威力の下一桁が6のものは魔力が奇数の時に実測より1低くなります)
+ 魔法攻撃スキル威力の攻略本との差異
攻略本が届いたので数値を照らし合わせてみました。
結果、完全一致は0。
比率を見ると、ここで検証した威力を3倍すると攻略本に近い値または一致します。
下一桁が0/3/6(7)な時点で3で割ってる可能性を考慮しておけばよかった…

誤差が出ている傾向を詳しく見ていくと
攻略本の威力 誤差
3の倍数 0
3の倍数+1 -1
3の倍数+2 -2
と、綺麗に傾向が見えました。
平均攻撃回数で除算する複数回攻撃スキルは誤差の可能性を懸念していたんですが、複数回攻撃共通の誤差は特に認められませんでした。

例外はプラズマ放電と怨敵調伏。
怨敵調伏は弱点補正で+25%されるので上の例とは逆に大きい方へ誤差(+1)が出ています。
プラズマ放電は除数が大きいせいか誤差-10。

誤差の検討
ここで検証した魔法攻撃スキルのダメージ計算式は大雑把に
( スキル威力 + 魔 × 1.5 ) × 係数 + 乱数(0~15) (小数点以下切り捨て)
これを攻略本表記の威力に対応させると
( スキル威力 + 魔 × 4.5 ) × 係数 ÷ 3 + 乱数(0~15) (小数点以下切り捨て)
みたいな感じになります(3倍して3で割っただけ)。
これらの計算式でダメージ理論値をシミュレートしてみると
  • 誤差-1のものは魔力によらず常に同じ値
  • 誤差-2のものは魔力が偶数だと同じ値、奇数だと攻略本の方が1大きい
となります。
実測データのあった魔433フリンのアギ(誤差-2)を見てみると
検証からの理論値 攻略本からの理論値 実測ダメージ
675 676 676
当たり前っちゃー当たり前ですが、攻略本の方が正しい結果になりました。
威力(と魔力補正)を3倍してから3で割るというのは表記だけ水増しみたいに見えるかもしれませんが、通常攻撃も威力と力補正の和を3で割っているのでおそらくそちらと共通なだけかと思います。

プラズマ放電
威力誤差が-10もあったプラズマ放電。
検証した威力の方でダメージ理論値を出すと実測と一致しているわけですが(そこから逆算して威力求めたので当たり前)、攻略本の方で理論値出しても同じ値になります。
これはプラズマ放電(リフリジレイトもなんですが)が上で出てきた3と平均攻撃回数の4.5(=13.5)で除算してから小数点以下を切り捨てているせいです(最大13誤差がでる)。
ダメージをシミュレートしてみると
  • 魔力が3の倍数+1の時に完全一致
  • 魔力が3の倍数または3の倍数+2の時、攻略本の方が1大きい
となります。
実測したのが魔88ネルガルと魔433フリンだったんですが、両方ともたまたま3の倍数+1でした。
なので攻略本の方で間違いないんじゃないかと思います。

怨敵調伏
「万能属性スキルのダメージ検証3」でも挙げていましたが、弱点補正のせいで+1の誤差が出たと思われます。
他のスキルの威力から考えると検証結果としては威力67より66の方が都合がいいので、検証した威力は66に変更したいと思います。


コメント

  • test -- (名無しさん) 2013-06-18 11:06:27
  • こういう人ってほんとすごいわ -- (名無しさん) 2013-07-06 02:22:40
  • 氷結最強スキルについてはずっと気になってたんだ。マジ有り難い。 -- (名無しさん) 2013-07-13 05:28:12
  • 物理攻撃のダメージ計算式について
    {コンプリートガイドの威力 + ( 力パラ + 技パラ×2 )×2.25}÷3× 補助係数 × 属性相性 × 弱点補正 ÷ 平均攻撃回数 + スキル+補正 } × 難易度補正 + 乱数(0~15) (小数点以下切り捨て)
    となっているようですが、どうでしょうか。 -- (名無しさん) 2013-08-08 09:56:49
  • 訂正:物理攻撃のダメージ計算式について
    [{コンプリートガイドの威力 + ( 力パラ + 技パラ×2 )×2.25}÷3× 補助係数 × 属性相性 × 弱点補正 ÷ 平均攻撃回数 + スキル+補正 ] × 難易度補正 + 乱数(0~15) (小数点以下切り捨て)
    となっているようですが、どうでしょうか。 -- (名無しさん) 2013-08-08 10:00:44
  • 検証過程込みで物理攻撃の方に書いてみては? -- (名無しさん) 2013-08-08 16:10:46
  • 魔が300くらいあれば、最弱魔法でも十分火力がでるって事だね。 -- (名無しさん) 2019-12-03 13:46:07
  • +値の影響で、主人公は多段ヒットがお得になる。 -- (名無しさん) 2019-12-04 10:50:38
  • +値の影響で、主人公は多段ヒットがお得になる。 -- (名無しさん) 2019-12-04 10:50:38
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る


最終更新:2013年07月15日 13:33