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*第6話
パンッ!!
エドが両手を叩き、自らのの右手を刄に錬成したのだ。そして、一直線に突っ込んで来るワルキューレを簡単に切ってしまった。
「なっ!?」
「誰が…誰が豆で、どチビだあああああ!!!!!」
エドは心の底から叫び、ギーシュのワルキューレをこま切りにした
「ひぃぃぃ」
ギーシュは急いで薔薇を振り、新たなゴーレムを六体呼び出した。全部で七体のゴーレムが、ギーシュの武器だ。七体のゴーレムがエドを襲う…
―所変わって、ここは学院長室―
ミスタ・コルベールは泡を飛ばして、オスマン氏にエドのルーンについて説明していた
「…と、いう訳で、あの使い魔の少年は、始祖ブリミルの使い魔『ガンダールヴ』なのですよ!!」
「ふむ…。確かに、ルーンが同じじゃ…ルーンが同じということは、ただの平民だった少年は、『ガンダールヴ』になったということになるんじゃろうな」
「ですから!いまから…」
コンコン!
ドアがノックされ、ミス・ロングヒルが慌てて入ってきた
「なにごとじゃ?」
「ヴェストリの広場で、ギーシュ・ド・グラモンとミス・ヴァリエールの使い魔が決闘していて、大騒ぎになっています!
教師たちは、『眠りの鐘』の使用許可を求めております」
「アホか。たかが子供のケンカくらいを止めるのに、秘宝を使ってどうするんじゃ!放っておきなさい」
「わかりました」
―ヴェストリの広場―
七体のゴーレムがエドを襲いかかった
パンッ!!
エドは両手を叩き、地面に両手をついた
シュワッ
一瞬光ったかと思うと、エドの前から巨大な、30メイルもある鋼鉄の巨人が現れ、ギーシュのワルキューレ達をなぎ払った。…一瞬のうちに………
「ひぃっ」
ギーシュはしりもちをついて脅えている
「誰が豆で、どチビだぁぁぁぁぁ!!!」
エドが叫ぶと、巨人の拳がギーシュに降り下ろされた
ズシ~ン!!
辺りは、静まりかえった……そんな中、エドの叫び声が響く
「誰が豆だって?誰がどチビだって?」
「ま、まいっ…」
ズシン!
左の拳も振り下ろされた
「誰が…」
「すまない!謝る…いや!訂正する…します。君はチビなんかじゃない…ありません。…だから…だからもうやめてくれ。僕の敗けだよぉ」
「ふんっ!」
エドは巨人を元に戻し、ルイズの部屋へ向かい、歩いてった
「ちょっと!待ちなさいよ!」
ルイズも慌てて後を追う。残されたギーシュはまだ恐怖で震えていた……
「ちょっと、待ちなさいよ!ま、待ちなさい!…エ、エド!待ちなさい」
急にエドはルイズの方を振り向いた。その顔は、少し笑っているようだ
「なっ!?何よ!」
「…やっと、名前で呼んだな。エドって」
「べ、別に、呼びたくて呼んだんじゃないからね!…あんたが…いくら呼んでも止まらないから、し、仕方なくよ!!」
「プッ!はははは」
「何がおかしいのよ!」
「別に…あはは(素直じゃないな。…まぁ、認められたってことか)」
ルイズはエドが急に笑ったことに怒って、顔を膨らませている。ほんのり頬が赤くなっていた
「何か用か?」
「い、今の力は何なのよ」
「?だから…さっきから何回も言ってるだろ?錬金術だよ」
「錬金術?それは何回も聞いたわよ!問題はそこじゃなくて、あんたはメイジなんじゃないの?しかも、土の『スクウェア』クラス」
「??俺はメイジじゃない。錬金術師だ」
「そう…だったら…」
「??だったら?」
「さっさと、部屋の掃除と洗濯、その他雑用しなさいよ!!!」
ルイズは、エドが反論する暇なく一気にまくしたてる
「いい?あんたがこっちに来てから何にもしないもんだから、散らかりっぱなしなのよ!!平民でしょ!私の使い魔なんでしょ!早くやりなさい!!」
「なっ!」
「いいから、やりなさい!い・そ・い・で!!」
「ちょっ…」
「返事!」
「は、はい!」
エドはルイズの迫力に負けて、ルイズの部屋へ走っていった
「まったく!」
ルイズは、なぜこんなに自分が怒っているのか分からなかった。
―次の日から、エドの食事には、パンが一つ増えていた―
*第6話
パンッ!!
エドが両手を叩き、自らのの右手を刄に錬成したのだ。そして、一直線に突っ込んで来るワルキューレを簡単に切ってしまった。
「なっ!?」
「誰が…誰が豆で、どチビだあああああ!!!!!」
エドは心の底から叫び、ギーシュのワルキューレをこま切りにした
「ひぃぃぃ」
ギーシュは急いで薔薇を振り、新たなゴーレムを六体呼び出した。全部で七体のゴーレムが、ギーシュの武器だ。七体のゴーレムがエドを襲う…
―所変わって、ここは学院長室―
ミスタ・コルベールは泡を飛ばして、オスマン氏にエドのルーンについて説明していた
「…と、いう訳で、あの使い魔の少年は、始祖ブリミルの使い魔『ガンダールヴ』なのですよ!!」
「ふむ…。確かに、ルーンが同じじゃ…ルーンが同じということは、ただの平民だった少年は、『ガンダールヴ』になったということになるんじゃろうな」
「ですから!いまから…」
コンコン!
ドアがノックされ、ミス・ロングヒルが慌てて入ってきた
「なにごとじゃ?」
「ヴェストリの広場で、ギーシュ・ド・グラモンとミス・ヴァリエールの使い魔が決闘していて、大騒ぎになっています!
教師たちは、『眠りの鐘』の使用許可を求めております」
「アホか。たかが子供のケンカくらいを止めるのに、秘宝を使ってどうするんじゃ!放っておきなさい」
「わかりました」
―ヴェストリの広場―
七体のゴーレムがエドを襲いかかった
パンッ!!
エドは両手を叩き、地面に両手をついた
シュワッ
一瞬光ったかと思うと、エドの前から巨大な、30メイルもある鋼鉄の巨人が現れ、ギーシュのワルキューレ達をなぎ払った。…一瞬のうちに………
「ひぃっ」
ギーシュはしりもちをついて脅えている
「誰が豆で、どチビだぁぁぁぁぁ!!!」
エドが叫ぶと、巨人の拳がギーシュに降り下ろされた
ズシ~ン!!
辺りは、静まりかえった……そんな中、エドの叫び声が響く
「誰が豆だって?誰がどチビだって?」
「ま、まいっ…」
ズシン!
左の拳も振り下ろされた
「誰が…」
「すまない!謝る…いや!訂正する…します。君はチビなんかじゃない…ありません。…だから…だからもうやめてくれ。僕の敗けだよぉ」
「ふんっ!」
エドは巨人を元に戻し、ルイズの部屋へ向かい、歩いてった
「ちょっと!待ちなさいよ!」
ルイズも慌てて後を追う。残されたギーシュはまだ恐怖で震えていた……
「ちょっと、待ちなさいよ!ま、待ちなさい!…エ、エド!待ちなさい」
急にエドはルイズの方を振り向いた。その顔は、少し笑っているようだ
「なっ!?何よ!」
「…やっと、名前で呼んだな。エドって」
「べ、別に、呼びたくて呼んだんじゃないからね!…あんたが…いくら呼んでも止まらないから、し、仕方なくよ!!」
「プッ!はははは」
「何がおかしいのよ!」
「別に…あはは(素直じゃないな。…まぁ、認められたってことか)」
ルイズはエドが急に笑ったことに怒って、顔を膨らませている。ほんのり頬が赤くなっていた
「何か用か?」
「い、今の力は何なのよ」
「?だから…さっきから何回も言ってるだろ?錬金術だよ」
「錬金術?それは何回も聞いたわよ!問題はそこじゃなくて、あんたはメイジなんじゃないの?しかも、土の『スクウェア』クラス」
「??俺はメイジじゃない。錬金術師だ」
「そう…だったら…」
「??だったら?」
「さっさと、部屋の掃除と洗濯、その他雑用しなさいよ!!!」
ルイズは、エドが反論する暇なく一気にまくしたてる
「いい?あんたがこっちに来てから何にもしないもんだから、散らかりっぱなしなのよ!!平民でしょ!私の使い魔なんでしょ!早くやりなさい!!」
「なっ!」
「いいから、やりなさい!い・そ・い・で!!」
「ちょっ…」
「返事!」
「は、はい!」
エドはルイズの迫力に負けて、ルイズの部屋へ走っていった
「まったく!」
ルイズは、なぜこんなに自分が怒っているのか分からなかった。
―次の日から、エドの食事には、パンが一つ増えていた―
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